子ども向けの金融教育・キャリア教育を手がけるmiraiiが、伊予銀行といよぎんキャピタルが共同設立したCVCファンド「IHD STRATEGY FUND」から第三者割当増資による資金調達を実施した。同社は「あそびをまなびに変える」体験型教育を通じ、地域の若年層流出抑制に貢献する事業モデルを確立している。
地方の課題解決に向けた金融機関とのパートナーシップ

miraiiの調達背景にあるのは、多くの地域が抱える「若年層の流出」と「地元企業との接点不足」という課題だ。子どもたちが身近な企業や仕事の魅力に触れる機会に乏しいまま、生まれ育った地域を離れるケースが少なくない現状を打開する狙いがある。
同社はこれまで、「みらいいパークX」や「みらいいコンシェル」といった親子向けコンテンツを通じ、金融教育と職業体験イベントを提供してきた。学校・自治体・地域企業など多様なステークホルダーを巻き込んだ体験設計により、地域全体で次世代育成を行う仕組みを構築している。
今回の資金調達を機に、いよぎんホールディングスの強力な地域ネットワークを活用し、愛媛県をはじめとする地域の地元企業と子どもたちの接点創出を加速させる。幼少期から多様な働き方や地元企業の魅力に触れることで、地域への愛着を育み、人材育成と若年層流出抑制に貢献していく方針だ。
全国の地方銀行との連携拡大を本格化
代表取締役・福田紘也氏は、コメントで「お金の仕組みを学ぶこと(金融教育)や、働くことの楽しさを知ること(キャリア教育)は、子どもたちが未来を切りひらく力になるだけでなく、地域社会や地元企業への愛着を育む強力なフック」だと述べている。
miraiiは今回の調達を皮切りに、全国の地方銀行とのパートナーシップ展開を本格化する計画だ。地方銀行が持つ地域における信頼と企業ネットワークと、同社の教育コンテンツ企画・開発力を組み合わせることで、全国各地に「地域全体で次世代を育てるエコシステム」を構築していく。愛媛での取り組みを先進モデルとし、日本全国の地域における地方創生の加速を目指している。
地方銀行CVC投資の拡大とともに、地域課題解決型の教育スタートアップへの注目が高まっている中、本事例は地方金融機関と教育企業の連携モデルとして注視される価値がある。
詳細は以下よりご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000048575.html
