ソフトバンク株式会社は、Oracleの「Oracle Alloy」を採用した「Cloud PF Type A」において、国産大規模言語モデル(LLM)「Sarashina」を活用した生成AIサービスの提供を開始すると発表した。企業のデータ主権とセキュリティを重視したクラウドプラットフォームとして位置づけている。
Oracle Alloyを基盤とした新プラットフォーム

Cloud PF Type Aは、Oracleが提供するクラウドインフラ「Oracle Alloy」を基盤として構築されている。Oracle Allloyは、企業が自社のデータセンターや特定の地域にOracle Cloud Infrastructureの機能を展開できるプライベートクラウドソリューションだ。これにより、データの所在地を明確に管理しながら、パブリッククラウドと同等の機能を利用できる。
ソフトバンクは同プラットフォーム上で、自社開発の国産LLM「Sarashina」を組み込んだ生成AIサービスを展開する。Sarashinaは日本語に最適化されたモデルとして開発されており、企業の日本語業務により適した生成AI機能を提供する。
データ主権とセキュリティを重視
今回のサービスの特徴は、企業のデータ主権とセキュリティ要求に対応している点だ。Oracle Alloyの採用により、企業は自社データの物理的な保存場所を把握し、コントロールできる。また、国産LLMの採用により、海外のAIサービスに依存することなく、日本の企業文化や言語特性に合わせた生成AI機能を利用できる。
ソフトバンクでは、このプラットフォームを通じて企業のDX推進を支援し、特にセキュリティやコンプライアンス要求の厳しい業界での活用を想定している。国産技術の組み合わせにより、データガバナンスを重視する企業ニーズに応える狙いがある。
国産AI技術の企業活用が加速
今回の発表は、日本の企業において国産AI技術の活用が本格化していることを示している。海外のAIサービスに対するデータプライバシーや技術依存への懸念が高まる中、国産LLMとプライベートクラウドの組み合わせは、企業の新たな選択肢となりそうだ。
ソフトバンクは今後、Cloud PF Type A上でのサービス拡充を進め、企業のAI活用をさらに支援していく方針を示している。
詳細は以下よりご確認ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000057729.html
