ライカジオシステムズは、AI機能を搭載したトータルステーション「Leica TS20」を発表した。従来の手動測量を自動化することで、作業効率の大幅な向上と人手不足の解決を目指す革新的な測量機器となっている。
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AI技術で測量作業を完全自動化

Leica TS20の最大の特徴は、AI機能による測量作業の自動化だ。従来のトータルステーションでは作業者が手動で測定点を指定する必要があったが、TS20では機器が自動的に測定対象を認識し、連続的な測定を実行する。
特に注目すべきは障害物回避機能で、測定中に人や車両などが視線を遮った場合、AIが自動的に障害物を認識し、それらが移動するまで待機した後、測定を再開する。これにより、作業者が現場に常駐する必要がなくなり、測量作業の無人化が可能となる。
建設業界の人手不足解決に貢献

建設・土木業界では深刻な人手不足が課題となっているが、TS20はこの問題の解決策として期待される。従来は複数人で行っていた測量作業を一人で実行できるほか、経験の浅い作業者でも高精度な測定が可能になる。
また、測定データはリアルタイムでクラウドに送信され、事務所にいる技術者が現場の状況を即座に把握できる。これにより、現場と事務所間の連携が強化され、プロジェクト全体の効率化が図れる。
測量業界のデジタル変革を加速
TS20は単なる測量機器の進化にとどまらず、測量業界全体のデジタル変革を推進するツールとして位置づけられる。AI技術の活用により、従来の経験や勘に依存していた作業をデータドリブンなプロセスに変革し、業界全体の生産性向上に貢献すると期待される。
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