freee株式会社は、SaaS管理ツール「freee IT管理」において、シャドーAI対策機能を大幅にアップデートしたと発表した。今回の更新により、15,000以上のAIツールの検知が可能となり、企業のセキュリティリスク管理がより包括的になる。
シャドーAI問題の深刻化に対応

シャドーAIとは、情報システム部門の許可なく従業員が業務で利用するAIツールのことを指す。生成AIの急速な普及により、多くの企業でこの問題が顕在化している。従業員が個人的にChatGPTやその他のAIサービスを業務に活用することで、機密情報の漏洩リスクやコンプライアンス違反の可能性が高まっている。
freee IT管理は、こうした課題に対応するため、従来の数百種類から15,000以上のAIツールの検知を可能にした。これにより、企業は自社内でどのようなAIツールが利用されているかを網羅的に把握できるようになる。
可視化とアラート機能で管理負担を軽減

今回のアップデートでは、AIツールの利用状況を分かりやすく可視化する機能も強化された。情報システム部門は、どの部署でどのようなAIツールが使用されているかをダッシュボード上で一目で確認できる。また、新たなAIツールの利用が検知された際には、自動的にアラートが発信される仕組みも導入されている。
これらの機能により、情シス担当者は手動での調査や監視にかかる時間を大幅に削減できる。同時に、リスクの早期発見と対処が可能となり、セキュリティ体制の強化につながる。
企業のAIガバナンス構築を支援
freee IT管理のシャドーAI対策機能は、単なる監視ツールにとどまらず、企業のAIガバナンス構築を総合的に支援する。検知したAIツールの利用実態をもとに、適切な利用ルールの策定や従業員教育の実施につなげることができる。
今回の機能拡充により、企業はより効果的にシャドーAIリスクを管理し、AIを安全に業務活用する環境を整備できるようになると期待される。
詳細はこちらよりご確認ください。
